宮城県美術館にキッズ・スタジオ新設へ 県教委、改修の基本設計概要を公表

宮城県美術館

 2025年度のリニューアルオープンを目指す宮城県美術館(仙台市青葉区)の改修計画で、県教委は19日、基本設計の概要を公表した。老朽化対策を実施し、子どもたちに美術体験を促すキッズ・スタジオ(仮称)を新設。階段のスロープ化や授乳室の設置で、来館しやすい環境を整える。

 同日の県議会文教警察委員会で示した。現在の講堂をキッズ・スタジオのほか、個人や少人数グループが作品を展示できる県民ギャラリーに造り替える。

 図書室と映像室は、収蔵作品の画像データなどが閲覧可能なラウンジとして整備。地下1階の県民ギャラリーは展示室とし、作品を収蔵状態で鑑賞できる「見える収蔵庫」を設ける。レストランやミュージアムショップも拡充する。

 常任委では、基本設計の詳細公表と県民説明会の開催を求める意見が出た。担当者は公表可能な部分を「検討する」とする一方、説明会は「老朽化設備の更新が多く、開催することは考えていない」と述べた。

 県教委は本年度末までにより詳細な実施設計を終え、23年度中に休館して改修工事を始める予定。

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る