花火大会「盛岡どんぱ」20年ぶり復活 大学生らの熱意実る

 約6000発を打ち上げる花火大会「盛岡どんぱ」が24日、盛岡市高松の高松公園で開催される。20年ほど前まで毎年8月に公園で行われていた盆踊り大会の花火を復活させようと、住民有志や大学生による実行委員会が実現を目指した。

「盛岡どんぱ」が開かれる高松公園を下見する(右から)八木さん、柴田さんら実行委員会のメンバー

6000発、24日打ち上げ

 名称の「どんぱ」は、花火がドンと打ち上がり、パッと夜空に輝く光景を表した。尺玉の大輪のほか、光と煙でハートやアルファベットなどを自由に表現する「創造花火」を打ち上げる。音楽に合わせて約1時間、夜空を彩る。

 打ち上げは4業者で構成する「大曲の花火協同組合」(大仙市)が手がける。高松公園に4000人分、高松の池周辺に1000人分の有料観覧席を設けた。

 公園ではかつて、盆踊り大会に合わせ花火が打ち上げられていた。当時は池の隣に旧盛岡競馬場があった。1996年に競馬場が盛岡市新庄に移転すると、盆踊りと花火は打ち切られたという。

 実行委員長を務める盛岡市の建設会社社長八木禅さん(46)は小学生のころ、毎年夏の花火が楽しみだったという。「当時は多くの人でにぎわった。新型コロナ禍でも、あの活気を復活させ花火で感動を届けたい」と意気込みを語る。

 昨年9月に開催予定だったが、新型コロナの感染拡大で県独自の緊急事態宣言も出た。やむなく1カ月前に中止とし、用意した花火は無観客で打ち上げた。

 当日は午後3時から、公園内で音楽ライブなどのステージがある。岩手大と岩手県立大の学生による盛岡さんさ踊りの披露もある。約20の屋台も並ぶ。花火の打ち上げは午後7時から。

 副委員長の岩手大人文社会学部4年柴田康正さん(21)=盛岡市=も「さんさ踊りなどのイベントは学生の力で準備を進めてきた。地域が元気になるよう盛り上げたい」と張り切る。

 イベント、花火ともチケットが必要。4人用シート6000円、レイクビュー席1人5000円など。ホームページから購入できる。連絡先は実行委員会019(601)3577。

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