東北楽天3連勝、3位キープ 浅村、延長11回に決勝ソロ 宮森が初セーブ

 東北楽天は接戦を制して3連勝。4-4の延長十一回に浅村のソロと鈴木大の犠飛で2点を勝ち越した。二回に太田の2ランで先制。2-1の七回は小深田の2点二塁打でリードを広げた。

 先発早川は6回1失点。1点リードの九回に松井裕が同点犠飛を許した。十回に登板の5番手ブセニッツが3勝目。十一回を締めた宮森がプロ初セーブを挙げた。

 西武は7連敗で貯金がなくなった。9番手の増田が粘れなかった。

(勝)ブセニッツ32試合3勝1敗
(S)宮森22試合1勝1S
(敗)増田49試合2勝5敗30S
(本)太田3号(2)(エンス)外崎12号(1)(宋家豪)愛斗9号(1)(宋家豪)浅村27号(1)(増田)

初登板から22戦無失点、日本タイ記録

 投げるたびに頼もしさが増している。2点リードの延長十一回に登板した新人宮森は、三者凡退で試合を締めくくりプロ初セーブをマーク。初登板からの連続無失点記録を22試合に伸ばし、栗林(広島)の持つ日本記録に並んだ。

 「周りに言われるので少し意識する部分はあった。マウンドに上がったら何も考えず、これからも全力で行こうと思う」と表情を引き締めた。

 巡り合わせに恵まれ、初セーブのチャンスがやってきた。守護神松井裕が九回に1点リードを守れず延長戦にもつれ込み、登板直前の攻撃で2点のリードをもらった。「ただ全力で腕を振って抑えるだけだ」。そう自らに言い聞かせてマウンドへ向かった。

 先頭の源田に150キロの外角直球を三塁線際へはじき返されたが、茂木の軽やかな打球処理で事なきを得るとリズムに乗った。続く森をフォークボールで平凡な中飛に仕留め、山川(富士大出)はフルカウントからの外角低めスライダーでバットに空を切らせた。

 7月末に育成契約から支配下契約に変わり、8月に1軍デビュー。「恐れることなく、ストライクゾーンで打者と対戦できる」と石井監督。デビュー当初はただがむしゃらに投げるだけだったが、徐々に状況判断力も身についてきた。

 結果で実力を示し、シーズン最終盤に救援の大事な場面を任されるようになった24歳の右腕。「シーズンが終わるまでゼロを続けたい」と意気込んだ。
(関俊哉)

11回楽天無死、浅村が中越えに勝ち越しのソロを放つ=ベルーナドーム
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