新米使って香ばしく 秋田できりたんぽ作り始まる

「五分づき」にしたコメを串に巻き付けて炭火で焼く仲居ら

 秋田の秋の風物詩、きりたんぽ作りが20日、秋田市大町の老舗料亭「濱乃家(はまのや)」で始まった。

 15日に収穫したササニシキを炊き上げ、きねと臼でコメの食感が残る「五分づき」にした後、女将(おかみ)や仲居らが秋田杉の串に丁寧に巻き付けた。いろりの火で全体がきつね色になるまで焼き上げると、香ばしい匂いが広がった。

 料亭で提供するほか、比内地鶏やスープ、野菜などを詰め合わせたきりたんぽ鍋セットにして販売する。

 新型コロナウイルス禍で、料亭での昨シーズンの売り上げは感染拡大前より約6割減少。県外発送の出荷箱数は約2万9500箱で、巣ごもり需要が大きかった前シーズンより約3800箱減った。今年は約3万箱、約20万本の出荷を目指す。

 竹島知憲社長(67)は「比内地鶏で取った自慢のだしと一緒に、秋田の味覚が詰まった鍋を楽しんでほしい」と話した。

「五分づき」のコメを串に巻き付け炭火で焼くきりたんぽ作り
「五分づき」にしたコメを串に巻き付けて炭火で焼く仲居ら
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