東北地方の豊かな食材が改めて注目されている。新型コロナウイルスの感染拡大は収束が見通せず、自宅で食を楽しむ巣ごもり需要が衰えない。食材の王国を盛り上げる生産者や店を訪ね、お取り寄せ商品を紹介する。
秋田県小坂町の養豚業「ポークランドグループ」が販売する「ぶたんぽ」は、串に刺した秋田名物のきりたんぽをブランド肉「桃豚」のミンチで包んだ。
アメリカンドッグのように手に持ち、甘塩っぱいタレを付けて頬張れば豚のうま味ともちもちとした県産銘柄米「めんこいな」の食感が口の中に広がる。これからの季節にはバーベキューのお供として炭火で焼いて味わうのもいい。
使用する桃豚は同社が1996年に生産を始めた。4農場計60ヘクタールで半年かけて育てられる。抗生物質や薬品をほとんど使っておらず、臭みが少ない。豚肉の色が鮮やかな桃色をしているのが特長だ。
ぶたんぽは自慢の豚肉をファストフード感覚で手軽に楽しんでもらおうと2011年に誕生した。13年には県の特産品開発コンクール(加工食品部門)で知事賞を受賞した。
開発当初はもも肉などのミンチをきりたんぽに巻き付けるのが難しかった。つなぎとして同県八峰町産の発酵調味料「塩もろみ」を混ぜ込むことで課題を解決し、風味も増した。
通販のほかバスケットボール男子、B1秋田ノーザンハピネッツのホーム戦などの屋外イベントで販売している。昨年は新型コロナウイルスの影響で売り上げが約8割減少した。
同社マーケティング室の石川保室長は「ハピネッツの試合では幅広い世代が楽しむ看板商品。家庭で秋田名物と桃豚を一緒に楽しんでほしい」と話した。
[メモ]オンラインショップの「桃豚ぶたんぽギフト」は冷凍したぶたんぽ10本としょうゆ味のタレ入りで3240円(送料別)。桃豚のしゃぶしゃぶセットやハム、ソーセージなどのギフトセットもある。小坂町と鹿角市の直売所では、ぶたんぽ(1本300円)やメンチカツ、コロッケなどを提供している。連絡先はポークランドグループ0186(29)2929。
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