宮森とうとう打たれた 東北楽天、痛い連敗

10回日本ハム1死二、三塁、上川畑に左前適時打を打たれた東北楽天の宮森(佐藤将史撮影)

 東北楽天は競り負け、2連敗。

 2-2の延長十回、6番手宮森が4失点と踏ん張れず、プロ初黒星を喫した。
先発涌井は六回途中2失点で降板した。打線は四回に浅村の適時打で先制。1点を追う七回に辰己のソロで追い付いたが、その後の得点機で攻め切れなかったのが痛かった。

 日本ハムは救援陣が流れを渡さず、4番手ロドリゲスが3勝目を挙げた。

相手の粘りに屈しプロ初失点

 17連敗中の金曜日の悪夢だろうか。2-2の延長十回、東北楽天の新人宮森が崩れた。1死二、三塁から上川畑、代打松本剛の連続適時打で3点を奪われ、初めてイニング途中で降板。救援陣の新戦力として台頭し、8月のプロ初登板から22試合連続で無失点の快投を続けてきたが、あと1試合で新記録というところで途切れた。

 相手の粘りに追い詰められた。先頭今川にフルカウントから中前打で出塁され、続く近藤にはファウルで食らい付かれた末の9球目を左前へはじき返された。無死一、二塁で清宮の送りバントに猛チャージした一塁手の鈴木大が球をうまく握れず、三塁へ送球できなかったのも響いた。

 「今日は全体的に球のアバウトさが少しあった」と石井監督。上川畑には高めに浮いた直球を左前、松本剛には追い込んでから真ん中に入ったスライダーを左翼線に運ばれた。痛恨の失点を喫したとはいえ、肩を落としてベンチに下がる右腕に観客席からはねぎらいの拍手が送られた。「次は抑えられるように頑張ります」と雪辱を誓った。

 勝負の8連戦の初戦で最下位日本ハム相手につまずき、逆転優勝への道のりは険しくなった。試合後、報道陣から「(レギュラーシーズンは)泣いても笑ってもあと8試合」と水を向けられた指揮官は「泣きもしないし笑いもしない。とにかく8戦は死に物狂いでやっていく」と言葉を絞り出した。(佐々木智也)

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