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「海の後継者に」漁師から海鮮丼店主へ、震災で残った大漁旗を託す 宮城

 宮城県七ケ浜町の刺し網漁師鈴木利雄さん(77)が、同町花渕浜で海鮮丼の専門店を営む武山裕記さん(38)に自身の大漁旗を託した。花渕浜出身の鈴木さんは東日本大震災の津波で自宅が被災し、20枚ほどあった大漁旗のほとんどを失った。辛うじて残った数枚を保管してきたが、「漁師を何年続けられるか分からない」と…

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