FAQ

14歳張本美和が急成長 卓球女子 パリ五輪選考会で伊藤美誠破る

 卓球女子の張本美和(木下アカデミー、仙台市出身)が急成長を遂げている。2024年パリ五輪シングルス代表の選考対象大会となる全農カップ・トップ32船橋大会で、東京五輪代表の伊藤美誠(スターツ)を破る大金星を挙げて5位となった。「(シニアの大会で)こんなにいい成績に入ったのは初めて。でも、入ってもおかしくないと思えるほど練習をしてきた」と手応えをつかむ。

「自分の殻を破れたかな」

 13日にあった船橋大会の5、6位決定戦。前日の準々決勝で優勝候補の早田ひな(日本生命)に競り負けた張本美は「試合があるからには絶対に勝つ」と気持ちを切り替えた。

 第1ゲームは「様子を見て受け身になってしまった」と落としたものの、第2ゲーム以降はサーブやリターンで崩し、強打で積極的に攻めて4ゲームを連取して圧倒した。

 昨年の世界ユース選手権のU-15(15歳以下)の部ではシングルス、ダブルス、混合ダブルス、団体の4冠に輝いた。「同世代の選手にはほとんど負けていない」と自負する。日本のエース格相手の快勝に「最近はしっかり成績を残せている。自分の殻を破れたかな」と笑顔を見せる。

 パリ五輪代表争いに加わりそうな勢いを見せる14歳に、兄の張本智和(IMG、仙台市出身)は「(伊藤に)勝てたという事実は自信になる。今後の選考大会での優勝を目指せる。一緒に優勝できたらいいなと思う」と期待する。張本美も「選考大会で初めてベスト8に入ってうれしい半面、ちょっと悔しい」と、さらなる飛躍を期している。(中村紳哉)

女子5、6位決定戦でプレーする張本美和
全ての写真を見る >

企画特集

先頭に戻る