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裁判記録の廃棄 法整備し「保存」に転換図れ 社説(12/21)

 裁判記録は公文書管理法の対象外だ。だが、重要な裁判の場合、後の歴史的検証などに不可欠で、公文書と同様に「国民共有の知的資源」と言えるだろう。にもかかわらず、地裁や家裁で、本来残すべきはずの記録が相次いで廃棄されていた。

 最高裁は内規で史料的価値が高い裁判記録を事実上永久保存する「特別保存」を義務付…

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