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<揺らぐ研究 山形大不正から考える(下)焦り>外部資金への依存高まる

 大学の研究基盤が今、揺らいでいる。研究を支えるはずの雇用や資金の仕組みが逆に火種となり、資金流用などのトラブルを引き起こしている。制度のひずみが著しく露呈した山形大有機エレクトロニクス研究センター(山形県米沢市)の事案から、資金確保や研究の在り方を見つめ直す。
(山形総局・小田島悠介、奥島ひかる)

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