<揺らぐ研究 山形大不正から考える(下)焦り>外部資金への依存高まる
大学の研究基盤が今、揺らいでいる。研究を支えるはずの雇用や資金の仕組みが逆に火種となり、資金流用などのトラブルを引き起こしている。制度のひずみが著しく露呈した山形大有機エレクトロニクス研究センター(山形県米沢市)の事案から、資金確保や研究の在り方を見つめ直す。
(山形総局・小田島悠介、奥島ひかる)
パ…
関連リンク
- ・<揺らぐ研究 山形大不正から考える(上)恐れ>有期雇用、教授に逆らえず
- ・山形大病院に220万円支払い命令 「がんの疑いで膵臓を摘出」 地裁が説明義務違反を認定
- ・山形大研究費不正使用、資金申請を制限 NEDO
- ・ウクライナ人研究者ディミトリエフさん、来日かなう 山形大で太陽光発電研究へ
- ・自殺職員と放火、関連確認できず 山形大が調査結果公表