原発60年超運転 規制委の独立、形骸化危ぶむ 社説(2/17)
原発の推進、利用と規制の権限を明確に分離することの大切さは12年前、東京電力福島第1原発事故の甚大な被害から学んだ重い教訓だ。
慎重論に背を向けて原発回帰に突き進む政府と歩調を合わせ、規制当局が熟議を放棄するのは、自ら存在意義を否定しているに等しい。
規制権限の独立性、自律性が揺らげば、原子力政策…
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