宮城21市町の盛り土造成地、詳細調査完了5カ所だけ 市民「危険度知りたい」
宮城県内21市町に987カ所ある住宅用の大規模盛り土造成地のうち、主に地震発生時の危険度を把握し、対策工事が必要かどうか判断する「詳細調査」が滞っている。本年度中の完了は2市5カ所の見通し。市町の担当者は「東日本大震災の復興事業を優先した」「すぐに危険ではない」などと説明。震災では仙台市を中心に地…
関連リンク
- ・盛り土亀裂、宮城県が行政代執行手続き着手 仙台・北中山の残土捨て場
- ・社説(3/3):盛り土規制強化へ/建設残土の有効利用も図れ
- ・「同じ地滑り繰り返された」 盛り土宅地の現状報告
- ・地滑りからの復旧の歩みを記録 集団移転した仙台・緑ヶ丘4丁目
- ・宮城・角田の商店、再建着々 老舗「お菓子のささもり」にぎわい戻る 震度6強地震1年