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被災者の苦悩を傾聴「臨床宗教師」 定着へ岐路に立つ

 東日本大震災の被災地支援に端を発した「臨床宗教師」の育成が始まり、10年が経過した。宗教者が布教・伝道を目的とせず、被災者や終末期患者らの心のケアに当たる活動は全国に広がりを見せる一方、養成のため、2012年度に東北大大学院に開設された寄付講座は本年度末で閉じる。新型コロナウイルス下で対面での活動…

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