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石巻・鹿又に複合福祉施設群「サンビレッジ」 居宅介護事業、あす開始

石巻市鹿又に完成した居宅介護支援施設「そよかぜ」

 石巻、東松島両市でグループホームなどを運営する緑三松(みみまつ)(石巻市東中里1丁目)が、石巻市鹿又に敷地面積約2万6000平方メートルの複合型福祉施設群「サンビレッジ」の開発を進めている。30日には施設群の第1弾として、小規模多機能型居宅介護支援施設「そよかぜ」の落成式があった。4月1日に利用を始める。

 そよかぜは木造平屋、延べ床面積約492平方メートル。定員29人で、デイサービスやショートステイ、訪問介護のサービスを提供する。理学療法士によるリハビリのプログラムがあり、機能訓練に取り組めるのが特長。施設内は開放感あふれるデザインで、壁紙の色を居室ごとに変えるなど利用者がくつろげるよう工夫した。

 落成式には関係者約50人が出席。山本光男社長が「多くの人々の支えがあって完成した。今後もより気を引き締め、努力を継続して運営していく」とあいさつした。

 サンビレッジにはそよかぜのほか、グループホーム、保育園、クリニック、外国人就労者向けの寮などの建設も予定している。

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