「金華さば缶」、宮城水産高生自らPR イオンモール石巻で販売会
宮城水産高海洋総合科フードビジネス類型の2年生と地元企業が共同開発した「金華さば缶」の販売会が3月30日、石巻市茜平4丁目のイオンモール石巻であり、生徒3人が原料から缶まで県産品にこだわった商品をPRした。
缶詰は同市魚町3丁目の水産加工会社STIミヤギと連携して開発した。水煮とみそ煮の2種類で、石巻魚市場で水揚げした金華サバを加工した。
生徒らは商品を並べた特設ブースの前でチラシを配り、来店客に商品を売り込んだ。通りがかった客らは生徒のアピールに耳を傾け、商品を買い物かごに入れていた。
須田衣風さん(17)は「販売は緊張するけれど楽しい。全て県産の良い物なので、多くの人に広まってほしい」と笑顔で話した。
缶詰はイオン東北の一部店舗で販売している。STIミヤギの担当者は「共同開発は地元の企業を知る機会がない子どもたちにとって有意義で、企業としてもワクワクする」と語った。
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