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<「みほとけ展」の名品紹介(3)>釈迦如来及び脇侍像(奈良・法隆寺、重要文化財)ひれ状に突き出る衣

 展示資料の中で最古の像。国宝の法隆寺金堂釈迦三尊(しゃかさんぞん)像に形がよく似ていて、注目される。右側の脇侍(きょうじ)は失われてしまっているが、元は中尊と左右の脇侍が一つの光背を共有する一光三尊形式の像だった。

 銘文に「戊子年」と記されているため、628年の制作と考えられている。飛鳥時代の仏師…

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