閉じる

強制不妊訴訟、原告の控訴棄却 国の賠償責任認めず 仙台高裁判決

 旧優生保護法(1948~96年)下の1960~70年代に不妊手術を強制された宮城県の女性2人が計7150万円の国家賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁は1日、国の賠償責任を認めず、原告の控訴を棄却した。旧優生保護法を巡る全国の訴訟で国の賠償責任を免じた高裁判決は初めて。

 争点は、不法行為(強制…

関連リンク