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色彩模様いしのまき<金>初夏の風に揺れる穂波 大麦(石巻市)

黄金色に輝きながら波打つ大麦畑。コンバインが分け入り、実った穂を収穫していった=6日、石巻市真野
大麦畑と水田が並んで広がり、鮮やかなコントラストを描き出す=5日、石巻市沢田

 実った穂が風に吹かれ、畑が波打つように揺れる。大麦が収穫期を迎えた。

 石巻市は大麦の作付面積が県内で最も広い。主食米からの転換で徐々に拡大している。六条大麦がほとんどで、主に麦茶や押し麦の原料になる。

 稲井地区ではあちこちに黄金色の畑が広がる。農業法人「真大ファーム」は昨年より1週間ほど早い4日に収穫を始めた。品種はホワイトファイバーとミノリムギの2種類。雨が降れば再び乾燥するまで刈り取りを待たなければならず、梅雨が迫る中で作業を急ぐ。

 稲、大麦、大豆を順に育てる「2年3作」で、収穫後は大豆の種をまく。周辺には緑が濃さを増す水田も広がり、鮮やかなコントラストを描いていた。

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