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全国サミット大会旗を引き継ぎ 東松島で11月開催 綿花関係者が交流

大会旗を受け取り記念撮影する赤坂代表(左から3人目)ら関係者

 11月24日に東松島市で開催される「全国コットンサミットin東松島」(実行委員会主催)を前に、大阪市の事務局から開催地への大会旗引き継ぎ式が6日、東松島市役所で行われた。

 コットンサミットには国内で綿花を栽培する関係者や加工業者ら約1000人が集い、情報交換や関連商品の販売などが行われる。2011年に大阪で始まり、東北地方では21年に福島県で開催され、東松島市は9回目の開催地になる。

 引き継ぎ式には関係者7人が出席。事務局の松下隆さん(大阪府職員)が「綿花は種や茎も製品になるので、持続可能な開発目標(SDGs)に適している。イベントを楽しみ、環境についても考えるきっかけにして」とあいさつし、大会旗を披露した。

 大会旗を受け取った赤坂農園(東松島市大塩)の赤坂芳則代表は「地元での認知度を高め、将来的には特産品にできればいい」と意気込み、小山修副市長は「全国の人が東松島の綿花を見に来る。行政としてもできることは協力したい」と話した。

 赤坂さんによると、コットンサミットの翌日には、東日本大震災の被災農家を支援する「東北コットンプロジェクト」の規模を拡大したイベントを企画しているという。

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