女子サッカー「テイラーカップ」、あす女川で開催　震災犠牲ＡＬＴの名冠す

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　石巻市で外国語指導助手（ＡＬＴ）を務め、東日本大震災で犠牲になった米国出身のテイラー・アンダーソンさん＝当時（２４）＝の名前を冠した女子サッカーの親善試合「テイラー・アンダーソンカップ２０２３ＩＮ女川」が１７日午後１時から、女川町の女川スタジアムで開かれる。実行委員会主催。

　親善試合は震災の犠牲者追悼や教訓伝承のほか、石巻地方の子どもたちがトップ選手と触れ合う機会をつくり、健全育成につなげる目的で企画。実行委員長は元ベガルタ仙台レディース通訳で翻訳家の寺田美穂子さんが務める。

　試合には、ともに聖和高出身で、スペインリーグで活躍する吉村碧選手、ＷＥリーグ三菱重工浦和所属で元日本代表の佐々木繭選手ら、東北にゆかりのある選手を中心にチームを組み、ＷＥリーグのマイナビ仙台と対戦する。

　入場料１０００円。公式ホームページ（ＨＰ）からチケットを申し込む。当日券も販売する。女川町民と学生は無料で、身分を証明できるものを持参する。

　試合は動画投稿サイト「ユーチューブ」で無料配信する。公式ＨＰはｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ｗｆｏｏｔｂａｌｌ１０．ｃｏｍ／