閉じる

若手の意欲、損なう恐れ 廃炉と海 宮城の現場から(3)冷や水

 東京電力福島第1原発にたまる処理水の海洋放出が迫る。処理水放出は福島県のみならず、東日本大震災からの復興途上にある宮城県内の水産業にも影を落とす。「国は福島ばかり向いている」「賠償は適切にされるのか」。宮城の港町を歩き、声を聞く。

津波で壊滅、漁場改革を推進

 明るい兆しが見え始めた宮城の海に、不安の…

関連リンク