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古里で夏の思い出 花火や多彩なステージ、帰省客楽しむ 石巻・渡波市民まつり

よさこい踊りのパフォーマンスとともに打ち上げられた花火
渡波小鼓笛隊がパフォーマンスを披露
猛暑の中、祭りを楽しむ来場者

 石巻市渡波のサン・ファン・バウティスタパークで14日、第40回サン・ファン渡波市民夏まつり(実行委員会主催)が開かれた。ステージパフォーマンスや打ち上げ花火があったほか、キッチンカーや露店が並び、家族連れらが楽しんだ。

 ステージでは渡波小鼓笛隊、スコップ三味線「スコッパーズ」をはじめ石巻市や渡波地区を中心に活動する団体のステージパフォーマンスが行われた。

 夜は、東日本大震災の十三回忌の今年、犠牲者を追悼する打ち上げ花火があった。よさこい踊りのパフォーマンスとともに約180発が打ち上げられ、来場者を魅了した。

 石巻市渡波から家族で訪れた介護士高橋知恵さん(37)は「家族がステージに出演した。出店やステージが楽しくて感激したので、来年も行きたい」と話した。

 実行委員長の遠藤正志さん(56)は「サン・ファン渡波市民夏まつりは地元中心の祭り。毎年14日に開催しているので、帰省してきた家族と一緒に楽しんでもらい、思い出を共有してほしい」と語った。

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