夏まつり熱く 参加者一体、盛り上げ 八鷹みこしの練り歩きも 東松島
東松島夏まつり(実行委員会主催)が26日、JR矢本駅近くの東松島市商工会館周辺で開かれた。
航空自衛隊松島基地の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」の展示飛行やバイクチーム「ブルーインパルスジュニア」の展示走行には人気が集まった。綱引き大会、フラダンスなどは参加者が一体となって会場を盛り上げた。会場周辺の道路約1キロを車両通行止めにし、かき氷や焼き鳥などの出店が並んだ。
ごみ回収所でボランティアに参加した矢本一中2年鹿野真央さん(13)は「昨年もボランティアに参加した。みんなマナーが良い。作業が終わってから友達と屋台を回るのが楽しみ」と笑顔で話した。
矢本駅前には空間情報コンサルタント会社アドテック(仙台市)がCSR(企業の社会的責任)の一環として、売上金を市に全額寄付するチャリティー屋台を開設。菅原修代表取締役(61)は「地元への感謝のため来年も続け、祭りをもっと盛り上げたい」と話した。
約2000発の花火が夜空を彩り、祭りのフィナーレを飾った。
昨年は新型コロナウイルスのため祭りの規模を縮小。今年は八鷹(やつたか)みこしが練り歩くなど4年ぶりに通常開催となった。
<熱中症の危険、鼓笛隊パレード中止>
市内6小学校による鼓笛隊パレードは、熱中症の危険が高まったとして中止された。大橋諒実行委員長は「中止は残念だが健康が大事。来年は開催時間なども考慮したい」と話した。
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