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ブルーインパルス、圧巻の飛行 4万人沸く 松島基地航空祭、4年ぶり通常開催

4年ぶりに通常開催された航空祭で展示飛行するブルーインパルス

 東松島市最大のイベント、航空自衛隊松島基地の航空祭が27日に開かれた。新型コロナウイルスの影響で通常規模の開催は4年ぶり。約4万人が来場し、基地所属の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」による航空ショーを楽しんだ。

 ブルーインパルスの飛行は午前と午後の2回実施。スモークでハートを描く「キューピッド」や星の形を作る「スタークロス」、背面飛行する1機の周りをもう1機がらせんを描いて飛ぶ「コークスクリュー」など、それぞれ約20種類の技が披露された。

 家族と訪れた気仙沼市大谷小4年の高橋孝陽君(10)は「星を描いたり機体同士が近くを飛んだりしてすごかった。ブルーインパルスを見たのは初めて。また見に来たい」と話した。

 航空祭は2020、21年は中止となり、昨年は入場制限を設けて開催した。今回は会場に77の出店が並び、今年提供が再開された食べ物の店では、たこ焼きやかき氷などを求める人で長蛇の列ができた。戦闘機や装備品が展示されたほか、ブルーインパルスを模したブルーインパルスジュニアのバイク走行、航空音楽隊の演奏会もあった。

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