小原流石巻支部、創立75周年記念し「生け花展」 会員の43作品、季節感を表現
一般財団法人小原流石巻支部は創立75周年を記念した生け花展「花・季(とき)をかさねて」を、石巻市新橋の森芳春荘で開いた。
支部会員45人が43作品を制作。秋の訪れを感じさせる黄色い実で生け花用として人気の高いフォックスフェイスや、アジサイの一種ミナヅキなどを使った作品を展示した。
作品の半数は、いにしえの中国で文人が遊び心を持ってたしなんだ生け花のスタイル「文人調」。来場者は明の貴重な器に生けられた作品のインパクトに魅了された。
同市新栄の70代主婦は「初めて見る花材がすてきだった。ダイナミックで見応えがあった」と話した。
支部では毎月生け花の研究会などを開き腕を磨いている。佐藤寿洋支部長(73)は「器や飾る部屋に合わせて花を選んだ。季節を感じ、目で見て楽しめる作品になった」と話した。
生け花展は8、9の両日にあった。
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