認定こども園、来年４月開園へ　石巻・開成で上棟式　民間運営、休日保育も

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　石巻市開成のトゥモロービジネスタウン内に来年４月開園する幼保連携型認定こども園「いしのまきセントラルプリスクール」（仮称）の上棟式が１２日、建設中の同施設であった。園や地域の関係者約３０人が出席し、工事の安全を祈願した。

　同市の社会福祉法人夢みの里が運営する。木造平屋で延べ床面積は９７６平方メートル。式後は餅まきをし、招かれた系列保育園の園児約６０人が笑顔で餅を拾った。

　開設に伴い、市は稲井幼稚園と井内保育所を来年３月末で廃止する。園を巡っては、市が策定した稲井地区での公立こども園整備計画が説明なく現方針に変更されたため、保護者から移転や民営化の撤回を求める声が上がっていた。

　菅原桂子理事長は「移転問題も踏まえながら、皆さまに愛される場所にしていきたい」と話した。

　施設は４月１日開園予定。定員１００人で０～５歳児を受け入れる。開所時間は午前７時半から午後６時半で、午後１０時までの延長、日曜・祝日の休日保育も行う。