「大麻グミ」仙台・国分町の店舗に立ち入り検査 販売停止命令

大麻由来成分に似せた合成化合物HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)が含まれたグミなどを販売した疑いがあるとして、東北厚生局麻薬取締部は20日、医薬品医療機器法に基づき、仙台市青葉区国分町2丁目の小売店「ADD CBD(アド・シービーディー) SENDAI with ジャパニーズマゲニーズ」に、グミなど販売商品の検査命令と販売停止命令を出した。
麻薬取締部の取締官と宮城県警銃器薬物対策課の捜査員ら計約15人が午後5時40分ごろ、店舗に立ち入り検査に入った。店内から「HHCH」とパッケージに表記されたグミやタバコ、クッキーなど十数種類の商品が見つかり、いずれも販売停止対象とした。
関係者によると、仙台市内で今月、HHCHの成分が入ったとみられる商品を摂取し、体調不良で搬送される事例があったという。
大麻由来成分に似せた合成化合物を含むグミを巡っては今月、東京や大阪で食べた人が相次いで体調不良を訴え、問題化している。

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