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「優勝逃すも成長実感」 コバルトーレ女川、今季の活動報告

今シーズンの戦いを振り返った報告会

 社会人サッカーチーム「コバルトーレ女川」は26日、今季の報告会を女川町生涯学習センターホールで開いた。スポンサーや関係者ら約50人が出席した。

 チームは今季、東北社会人サッカーリーグ1部を16勝1分け1敗の2位で終え、日本フットボールリーグ(JFL)昇格を逃した。10月15日の最終戦で、勝ち点で並ぶ首位のブランデュー弘前FC(弘前市)と優勝をかけて対戦。1-1で引き分け、得失点差で優勝に届かなかった。

 黒田涼太主将は「この場でJFL昇格を報告できれば最高だった。新しい監督とコーチの下、新しいコバルトーレのサッカーを追求してきたが、優勝できなかった」と悔しさをにじませた一方、「この1年間で積み上げてきたものは大きく、選手一人一人から自信と成長が感じられた」と手応えも語った。

 選手7人が今季での引退や退団を表明している。引退を決めたMF小川和也選手は「11年間多くの人に支えられ、応援してもらった。来年は頼れる選手たちの有志を見に、スタジアムに行きたい」と話した。

 元選手が14日、性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで再逮捕され、契約を解除したことについて、トップチーム責任者の阿部裕二さんは「選手が不祥事を起こしてしまい、多大な心配と迷惑をかけ、大変申し訳ない。今後はチーム内のガバナンスや教育、指導を徹底していく」と謝罪した。

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