<記憶の素描(27)芥川賞作家・石沢麻依>シュテルンベルクの声
12月のある日のこと、神学を研究する友人のFから連絡があった。「シュテルンベルク」という名前を聞いたことがある? 「星の山」と咄嗟(とっさ)に日本語に変換されたそれは、私の頭の中には見当たらない言葉だった。そう答える私の耳に、彼女の静かな声が流れ込んできた。
「シュテルンベルク」は、パレスチナ自治…
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