閉じる

<北から南から>福島 若者の帰還どう実現

 再会を喜ぶ姿が、どことなく控えめな気がした。

 6日、福島県双葉町であった二十歳(はたち)を祝う会。「『久しぶり』の後、会話が続かなくて…」「若干、覚えている人もいるかな」と語る出席者がいた。

 それもそうだろう。小学1年生だった2011年3月、東京電力福島第1原発事故で町を追われ、散り散りになった。…

関連リンク