<音紡ぎ(32)>春を呼ぶ声
「ウォー、なぐこ(泣く子)いねがぁー!」。恐ろしげな面を着け、包丁をかざし、こんな声で吠(ほ)えかかる者が現れたら、子供は普通、泣くだろう。異様な登場人物は、ご存じ、秋田の「ナマハゲ」だ。冬から春への季節の変わり目を、パワフルに演出する。
小正月も、大切な季節の節目。日取りから「どんと祭」を思った…
関連リンク
- ・まったり入浴、心はほっこり<時の熟成(11)湯治 「ととのう」7泊8日>
- ・能登を思い、御神火に祈り 仙台・大崎八幡宮で「どんと祭」 恒例の裸参りに1400人
- ・大学入学共通テスト終了 受験生、手応えも悔しさも
- ・野菜農家、環境適応へ苦闘<適地変動 東北の生産現場から(6)試行錯誤>
- ・山形発「ブルーインパルス珈琲」 被災者励ます姿に感動、洋菓子店で20日発売