学校徴収金の管理不徹底が発覚 宮城県立16校26の休眠、目的喪失口座に総額687万円 ポイント私物化に続き
宮城県立学校が保有する学校徴収金の金融機関口座のうち、休眠状態や目的喪失などで存在意義が疑問視される口座が2021年度末時点で16校に26口座あることが、県教委への情報公開請求で分かった。残高は総額で687万円。違法な使用料徴収例もあった。県教委は不要な口座を減らすよう指導し、県監査委員も19年度に口座の整理統合などを要請したが、各校は対応を怠っていた。(報道部・鶴巻幸宏)…
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