閉じる

石巻市定期人事異動 臨時特別給付金室、こども家庭センターを新設

 石巻市は22日、4月1日付の定期人事異動を発表した。持続可能なまちづくりを推進する組織体制を維持するため、職員の意欲向上と能力発揮を図る人事配置とした。

 組織の見直しでは、国の給付金などに対応する臨時特別給付金室と、子育てを包括的に支援するこども家庭センターをともに保健福祉部に新設する。学力向上のため学力向上推進監を新たに市教委に配置する。

 ICT総合推進課をDX(デジタルトランスフォーメーション)推進課、観光課を観光政策課に改称。新型コロナウイルスワクチン接種対策室を廃止し、業務を健康推進課に集約する。

 能登半島地震の復興支援のため、石川県志賀町へ行政職1人を中長期で派遣する。同町は全国市長会を通じて他自治体からの職員派遣を希望していた。市は同町にこれまで計12人を独自に短期派遣している。

 東日本大震災後に職員の派遣を受け、交流を続ける姫路市とは観光分野での人事交流を行う。

 医療職と労務職、高校教諭を除く異動対象者は595人で、中規模となった。全国の自治体からの派遣職員は3月1日時点に比べて9人減の3人となる見込み。

 市は部長級と次長級の人事を前倒しで2月1日に発表していたが、今回5人を追加で発表した。

【部長級】
▽病院局市立病院副病院長(病院局市立牡鹿病院長)井上国彦
▽病院局市立病院診療部長兼外科部長兼医療情報管理センター長(病院局市立病院診療部長兼外科部長)小林照忠
▽病院局市立牡鹿病院長(採用)阿部康二

【次長級】
▽病院局市立病院医療技術部長兼薬剤科部長(病院局市立病院医療技術部薬剤科薬剤科長)石井勇太
▽教育委員会学力向上推進監(採用・任期付)仲上浩一

関連リンク

石巻かほく メディア猫の目

「石巻かほく」は三陸河北新報社が石巻地方で発行する日刊紙です。古くから私たちの暮らしに寄り添ってきた猫のように愛らしく、高すぎず低すぎない目線を大切にします。

三陸河北新報社の会社概要や広告などについては、こちらのサイトをご覧ください ≫

ライブカメラ