秋田・横手のたらいこぎ競争 水上で熱戦を展開
秋田県横手市増田町の名物行事「たらいこぎ競争」が4月29日、真人(まと)公園であり、県内外から参加した小学生から70代の男女36人が水上で熱戦を展開した。
直径約90センチ、深さ約40センチのたらいに乗り込み、両手で水をかいて42・195メートルのコースで早さを競った。すいすいと難なく進む選手がいれば、同じ所をぐるぐると回ってなかなか進まない人や転覆してしまう人もいた。
初夏を思わせる日差しを浴びながら、水しぶきを上げて懸命にゴールを目指す参加者に会場からは大きな拍手と歓声が送られた。
初出場ながら一般女子の部を制した秋田市の主婦伊勢谷愛美(まなみ)さん(32)は「子どもたちの声援が力になった。肩と腕がとても疲れ、最後の方は動かなかった」と笑顔で話した。
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