自然愛感じる200作品、小品盆栽と山野草展 石巻・きょうまで
石巻小品盆栽と山野草会の第28回「春の小品盆栽と山野草展」が18日、石巻市渡波の市黄金浜会館で始まった。19日まで。時間は午前9時~午後3時、入場無料。
会員12人が育てた作品約200点を展示。樹高20センチ以下の小品盆栽はアカマツやシンパクなどマツ類が中心。幹を繊細に曲げ、風を受ける自然の中の樹木を表現した。50年近く育てる古い作品もある。
山野草はベニバナやツツジ、サツキ、ヤマボウシなどが赤やピンク、白色の愛らしい花を咲かせている。
松本惇会長(85)は「小さくても、見る人に高い山や風を想像させる」と小品盆栽の奥深さを語り、「今年は気温の変化が激しく育てるのが難しかったが、何とか展示にこぎ着けた」と語った。
展示会は春と秋の年2回開いている。
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