秋田大雨 水田の復旧進まず農家不安募らす 入札不調で工事未着手
昨年7月の記録的な大雨で、秋田市内の農地や農業用施設は大きな被害に見舞われた。同市河辺の大蔵堰地区は付近を流れる岩見川が氾濫し、流域の水田に今も爪痕が残る。市の復旧工事は、3月に実施した入札が不調で未着手のまま。田植えシーズンが到来したが、コメ作りの再開時期が見通せず生産者から不安の声が上がる。
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