交通安全、慎重運転を　秋の運動前に呼びかけ　石巻

　秋の交通安全県民総ぐるみ運動（９月２１～３０日）を前に、石巻地区地域交通安全活動推進委員協議会と石巻地域飲酒運転根絶活動推進委員協議会は２３日、石巻署前の国道３９８号で交通安全を呼びかけた。

　両協議会員と同署員の計１５人が参加。同署前の交差点に「守ろう交通ルール」や「絆　交通安全」と書かれた横断幕や旗を手に立ち、自動車や自転車の運転手に安全運転の徹底を訴えた。

　両協議会は毎月定例会を開き、地域の交通情勢を加味しながら翌月の活動内容などを決めている。合同での交通安全活動も、定例会に合わせて毎月行っている。

　石巻地区地域交通安全活動推進委員協議会の高野貞美会長（８０）は「これからの季節は早めのライト点灯を心がけてほしい。特に夕方はせわしなくなるので車も自転車も気をつけて」と話した。両協議会の活動については「皆さんに交通安全の大切さを知ってもらい、覚えてもらえるよう繰り返し訴え続けていく」と意気込んだ。