閉じる

能登と山形 昭和歌謡で応援 神奈川の夫妻が9月28日に山形でコンサート

大谷さんらが宮城県名取市内の仮設住宅で開いた昭和歌謡ショー=2018年9月

 能登半島地震と山形県内の大雨被害の被災者を支援しようと、神奈川県藤沢市のミュージシャン大谷哲範(てつのり)さん(63)と妻の志村友理さん(59)が28日、山形市平清水の平泉寺で昭和歌謡コンサートを開く。東日本大震災の被災地での100回以上の公演実績を生かし、歌でエールを送る。

 大谷さんが代表の一般社団法人「緑水の森」(旧日本ソーシャルセラピストアカデミー)が企画。「上を向いて歩こう」「川の流れのように」など約30曲をメドレー形式で披露する。

 大谷さんらは復興庁の心の復興事業で2016年から7年間、宮城、岩手、福島3県の仮設住宅などで昭和歌謡ショーを続け、高齢者らを喜ばせた。20年までは山形市を拠点に活動していた。

 「被災地支援の取り組みの報告を兼ねて披露したかった。多くの方に楽しんでもらい、能登と山形の被災地に心を寄せてほしい」と大谷さん。義援金は被災者の生活支援に向けた情報紙発行などに活用する。

 午後6時開演。入場無料で、会場に募金箱を置く。連絡先は緑水の森ryokusuinomori@yahoo.co.jp

関連リンク

関連タグ

最新写真特集