閉じる

おいしいカキの秘訣を探る 宮城・気仙沼の唐桑小生が処理作業を見学

温湯処理されるカキを見つめる子どもたち

 カキ養殖が盛んな気仙沼市唐桑町の宿舞根(しゅくもうね)漁港で、唐桑小の4年生31人が、養殖カキへの付着物を駆除する温湯処理の作業を見学した。

 児童らは地元の養殖業者畠山政也さん(40)の船に乗り、同校専用の養殖いかだに接近。カキが付いた約4・5メートルのロープを畠山さんがクレーンでつり上げ、70度のお湯が入った釜に10秒ほど漬ける様子を見つめた。温湯処理によってカキは栄養を吸収しやすくなり、身が大きく育つという。

 同校では県漁協唐桑支所青年部の支援で毎年4~6年生がカキ養殖について学ぶ。佐々木雄士さん(9)は「おいしいカキをつくるために漁師さんたちは大変なことをやってくれているんだと思った」と話した。見学は18日にあった。

関連リンク

関連タグ

最新写真特集

ライブカメラ