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NHKのラジオ体操、宮城・名取の不二が丘小で50年ぶりに生放送 住民が「体操会」継続、節目に企画

元気よくラジオ体操をする地域住民

 宮城県名取市不二が丘小で6日、NHKラジオで生放送されるラジオ体操の「特別巡回・みんなの体操会」があった。1974年に同小で全国放送が行われてから地域住民がずっと体操会を続けており、50周年を記念して企画した。

 同小では全国放送があった8月3日を「ラジオ体操の日」と定め、毎年この日に児童や住民が体操を続けてきた。東日本大震災やコロナ禍で休んだが夏の恒例行事となっており、PTAが市を通じて2度目の巡回を提案した。

 早朝の校庭に約800人が集まり、ピアノの伴奏に合わせて伸び伸びと体を動かした。半世紀前、同小5年で体験した地元の会社役員佐々木昌之さん(60)は「当時のことはうっすら記憶がある。体操したら体が硬くて運動不足を感じた」とほほ笑んだ。

 同小PTA会長の笹森波さん(52)は「たくさん参加してもらい良かった。こうした行事も通じて地域の絆を強めたい」と話した。

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