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体動かし心身爽快 東松島市民「スポーツの日」楽しむ 鬼ごっこやヨガ体験

風の力を使って新聞紙を落とさないように走る子どもたち(写真の一部を加工)
鬼子ごっこのチーム戦で相手のしっぽを取り合う子どもたち(写真の一部を加工)

 「スポーツの日」の14日、市民に心と体をリフレッシュしてもらおうと、東松島市の体育施設で鬼ごっこ、ヨガなどの体験会や無料開放が行われた。

 市民体育館では、俊敏な逃げ足を競う「第2回!鬼ごっこチャンピオンシップ」が開催された。石巻地方の小学生30人が参加し、ジュニアスポーツ指導員の坂本佳那さんから速く走るこつを学び、鬼ごっこに挑んだ。

 坂本さんは、瞬発力を養うためにジャンプを取り入れるなどのトレーニングを指導。足の裏で地面をしっかりける力をつけるため、足の指を使って新聞紙を折り畳む練習も教えた。

 鬼ごっこはチーム戦と個人戦を実施。子どもたちは、洗濯ばさみで尻尾に見立てたひもを服に付け、相手の尻尾を取り合った。個人戦では、矢本東小5年の内藤碧一(あおい)さん(11)が9本の尻尾を取り優勝。「自分も取られたが、たくさん取ることもできてうれしい。走るのが好きなので楽しかった」と笑顔で話した。

 坂本さんを含めた大人の鬼も加わり、鬼ごっこ勝負に挑戦。子どもたちは懸命に走り、誰一人尻尾を取られることなく逃げ切った。

 体験会や施設開放は、市スポーツ協会がスポーツの日に合わせて企画。赤井地区体育館など3カ所を無料で開放した。13日も、さまざまなスポーツを楽しんでもらおうと、ラグビーを簡易化した「タグラグビー」やサッカーの教室があり、多くの子どもたちがスポーツの秋を満喫した。

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