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秋リンゴ狩り、映える笑顔 宮城・山元支援学校の小学部生が摘み取り体験

秋映を丁寧に摘み取る児童

 山元町の県山元支援学校(児童生徒51人)の小学部児童が、町内の果樹園「英果(えいか)園」を訪れ、リンゴ狩りを体験した。1~6年生17人と教員12人が園の菅野一枝さん(69)に取り方を教わりながら、真っ赤に実った「秋映(あきはえ)」を優しく摘み取った。

 菅野さんは「酸味が少なくて甘みがしっかりした少し固めの品種。家で家族とじっくり味わってほしい」と話した。太田敬子教諭は「実の手触りや土の香りなどを現場で感じることが大切。児童が目を輝かせて摘み取っていたので良かった」と見守った。

 リンゴ狩りは8日にあり、同校が取り組む情操教育の一環。地域住民との交流や季節の移り変わりを知る機会としている。

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