閉じる

(1032)鳴るまへに目覚まし止める旅の秋/栗林浩(1938年~)

 壁の薄い宿だろうか。昔ながらの湯治宿だと、障子で仕切られただけの個室ということもある。とはいえ、目覚まし時計が鳴ることを気にして眠ると、案外早くに目が覚めるもの。山の中の宿なら、朝のひんやりした寒さ…

関連リンク

関連タグ

最新写真特集

秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

ライブカメラ