「親鸞と東北の念仏」特別展、来場者1万人達成 仙台市博物館でセレモニー
仙台市青葉区の市博物館で開催中の特別展「親鸞と東北の念仏―ひろがる信仰の世界」(実行委員会主催、河北新報社共催)の来場者が25日、1万人に達し、現地で記念セレモニーがあった。
1万人目の来場者は青森県八戸市の無職扇藤香子さん(67)で、図録などの記念品が贈られた。扇藤さんは「とても驚いた。展示期間がもうすぐ終わるので仙台を訪れた。親鸞の開いた浄土真宗の世界や信仰への思いを感じたい」と話した。
特別展は11月4日まで。昨年の親鸞生誕850年を記念し、京都や東北の計40寺院に伝わる文化財138点を展示する。
午前9時~午後4時45分(入館は午後4時15分まで)。10月28日は休館。観覧料は一般1600円、高校・大学生1200円、小中学生800円。連絡先は市博物館022(225)3074。
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