頂点へ　石巻かほく杯サッカーＵ-15大会、開幕　９チーム熱戦

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　石巻地方の中学生が競う「第１３回石巻かほく杯Ｕ－１５サッカー選手権大会」（三陸河北新報社、石巻サッカー協会主催）が２６日、女川町総合運動公園第１多目的運動場で開幕した。初日は予選Ｃグループの１試合があり、コバルトーレ女川ジュニアユースが５－０で河南東に圧勝した。

　試合は２５分ハーフで実施。コバルトーレは前半、勢いよく河南東のゴール前に切り込み、何度もシュートを放ち、ＭＦ雁部遙翔（はると）が先制。後半もこぼれ球を拾って試合を支配し、ＤＦ菅原颯吹（いぶき）らが４点を追加した。

　後半２得点を決めたＦＷ渋谷利樹（りき）（石巻市河北中３年）は「得点できたが、まだ決定力不足。チャンスをものにして、もっと点を取りたい」と話した。ＤＦ佐々木玲弥（りょうや）主将（同市桃生中３年）は「圧倒的な実力で、無失点のまま勝ち進みたい」と意気込んだ。

　河南東はコーナーキックなどの好機もあったが、堅いディフェンスに阻まれて得点できなかった。

　大会には石巻地方の中学校やクラブチームから、合同を含めて計９チームが出場。Ａ・Ｂ・Ｃの３グループに分かれた総当たり戦の予選リーグを１２月１日まで実施する。同日、２試合目以降から決勝、順位決定トーナメント戦を行う予定。

　次戦は１１月４日、同公園第２多目的運動場で午前９時半から、予選Ａグループの青葉・女川と矢本一の試合が行われる。