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(1045)君の絵の裸木の奥通りたり/河東碧梧桐(1873~1937年)

 空想のワンシーンのようです。俳句は基本的に一人称で書かれますので、裸木を通ったのは作者自身ということになります。細部は曖昧で、「君」が描いた絵か「君」が描かれた絵なのかも、読者の想像次第です。ゆっく…

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秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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