ハイオクガソリンに水混入? 東北道長者原SS利用の車でエンジン不具合が相次ぐ
石油元売り大手ENEOS(エネオス)とカメイは7日、東北自動車道上り線のガソリンスタンド「長者原サービスエリアSS」で、今月2日に販売したハイオクガソリンに水分が混入していたと発表した。エンジンに不具合が生じたという情報が、利用客から少なくとも3件寄せられた。けが人は確認されていない。
エネオス東北支店とカメイによると、同SSでハイオクを給油した利用客から2日夜、「エンジンが止まった」との連絡が相次ぎ、午後10時ごろ販売を停止した。給油設備を調べたところ、地下タンクのマンホールに備わっている計器のパッキンが劣化していたことが分かった。雨水が混入した可能性があるという。
ガソリンに水分が混ざると、アイドリング不調やエンジンの不具合を招く恐れがある。2日はハイオクの給油が11件あり、両社は利用客からの連絡を求めている。
連絡先は、平日はカメイのカーライフ事業部お客様相談室のフリーダイヤル(0120)886067。土日祝日は同SSの0229(28)3715。
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