(1046)黄落や人形は瞳(め)を開けて寝る/堀井春一郎(1927~1976年)
西洋人形の大きく開いた瞳には、吸い込まれそうな不思議な魅力がある。かわいらしい昼間の姿とは一変し、夜の闇でも瞳を開けている人形はどこか恐ろしいようにも感じてしまう。人形に魂がこもるならば、瞳を開けな…
関連リンク
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- ・(1041)歪(ゆが)み立つ小屋に何売る野菊売る/夏井いつき(1957年~)
「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。