宿泊税の罰則や観光政策を説明 宮城県が25日から県内全域で説明会開催
宮城県は25日、来年11月ごろの導入を目指す宿泊税の説明会を各地で始める。宿泊事業者や県民が対象で、事業者に説明していなかった徴税義務違反の罰則についても意見を交わす。12月中に県内全域で説明を終える見通し。
県の担当者が条例の詳細や宿泊税を生かした観光政策の在り方を説明する。事業者だけでなく、住民も参加可能。導入に反発した大崎市の鳴子温泉郷や気仙沼地域は12月に開催し、仙台では市と共催となる予定。
初日は「塩釜、松島、黒川地域」と「石巻、東松島、女川地域」を対象にした説明会が2カ所である。それぞれ松島町石田沢防災センター、東松島市矢本西市民センターを会場とし、ともに申し込みが必要。先着50名程度で県ホームページの応募フォームか、メール、FAXで申し込む。締め切りは22日午後5時。
連絡先は県税務課022(211)2323。
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