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行政相談委員の役割知って 仙台の通町小で出前授業

児童に行政相談委員の説明をする委員

 東北管区行政評価局が仙台市青葉区の通町小で、行政への苦情や相談を受け付ける行政相談の出前教室を開いた。知名度向上を図ろうと、相談委員が5年生約55人に役割を伝えた。

 相談委員が「歩道の膨らみが危ない」という情報を仙台市道路課に伝えて改善された事例を紹介。水道など身近なものに行政が関わっていることも教えた。

 話を聞いた高橋玲衣さん(11)は「行政相談委員がとても身近な存在だと感じた」、長島美羽さん(11)は「頼りになると思った」とそれぞれ感想を話した。

 2021年4月から委員を務める西嶋康雄さん(74)は「行政が日常生活に関わっていると気がついてもらえてうれしかった。活動のモチベーションにもなった」と述べた。出前教室は10日にあった。

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